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やはた幼稚園花育レポート「育てよう」グリーンカーテン
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今回のカリキュラムでは、「グリーンカーテン(※)」の植物の苗を自分たちで植え、育てることで、成長の喜びを感じてもらうとともに、植物の特性を学んでもらいます。
窓辺や壁際にツル性の植物を這わせ、全面を覆うと、夏の日差しを遮るだけでなく、たくさんの葉っぱから水分が蒸散することにより、気温上昇を防ぐことができ涼しさを感じることが出来ます。
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テーマ 「育てよう~ゴーヤのグリーンカーテン~」 主な内容 ゴーヤの育つ姿を想像して絵に描く「プランターアート」苗から育てることによる、成長の様子の体感“さわる”“たべる”など五感を通じた植物の役割の体感 対象 年長組(35名)×3組 時間 20分×3組 実施日 2009年7月3日(金)
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まずは園児が事前に描いたプランターをみんなで確認。「何色のお花が咲くと思った?」と問いかけ、ゴーヤの花を知っている子も知らない子も、成長した姿はどんなものになるのか、想像を働かせてもらいます。
ゴーヤが育つ姿を想像して絵に描くことで、成長の様子に驚きと発見がさらに生まれます。
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これから育てるゴーヤの苗は、種から芽が出て育ったことを説明、“よく育つ!”“涼しい!”“食べられる!”という、グリーンカーテンの特徴も学びます。
「ピーナッツみたい」さわると小さくて固い種、目の前にある青々とした苗。この先の成長に期待が高まります。
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水はけを良くするための軽石を下に敷き詰め、その上から土を入れます。家庭菜園用の腐葉土は、普段見る土とは違ってゴーヤが育つための栄養が入っていることを説明。全員の園児が土にさわります。
「なぜ石を入れるの?」「土はどのくらい?」と自分なりに理解しながら、グループにも楽しい会話が生まれます。
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ビニールポットから苗を出して、苗の根をみんなで確認します。お水を飲む大切な部分なので傷つけないように、という説明をしながら、そっと土の中へ入れます。
みんなで土をかけながら、根の大切さと、お水をあげることの大切さを感じとります。
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ツルをからませるために事前に張っておいたネットの前にプランターを移動させます。「ゴーヤに毎日水をあげましょう」と最後にお約束。自分たちでつくるグリーンカーテンは、これから園児たちのにぎやかな話題になることでしょう。
自分のプランターのゴーヤの葉を満足そうに触ったり、見つめたりする園児たち。自分でやってみると、愛着がわくようです。