小学校の環境教育と指定管理者の関わり
私たち、日比谷アメニスは兵庫県三田市立中央公園の指定管理者※として、地域の方々と様々な公園の活用方法や、環境に関する活動を行っています。
公園は、地域の人たちの憩いの場として愛されているだけでなく、様々な樹木や花、そして生き物たちの大切な場所でもあります。
地域の子どもたちは、公園で木々の息吹きに触れて、自然の大切さを学んでいきます。
先日、私たちが管理している中央公園の近郊にある「三田市立すずかけ台小学校」の3年2組の子どもたちが、環境学習の取り組みで、中央公園に苗木を植えたいという申し出が、毎日新聞を通じて私たちにありました。
「どんぐり貯金」は、集めたどんぐり100個とコナラなどの苗木1本と交換されるもので、学校内に適切な植樹場所がないことから、放課後の子供たちの遊び場となっている中央公園に植樹したいとのことでした。
校長先生にお話しを伺い、児童たちがどんぐり貯金を行うようになった経緯や取り組み方法などをまとめた発表会に、私たちを招いていただくことになりました。発表会では、私たちにも子どもらしい鋭い質問を投げかけてくれました。
植樹は6月頃
植樹の時期は6月を予定しているとのことです。3年2組の子どもたちは、4年生になるとクラス替えになり、バラバラになってしまうとのことですが、植樹の時は再結成をして植えてくれることになっています。木を植えることで、自然の循環サイクルを学ぶとともに、自然環境に積極的に行動し学んだことを忘れないように、そして成長する木を何度も見に来て欲しいと思っています。
※指定管理者…地方公共団体が、公共施設の管理を行わせるため期間を定めて指定する団体のこと。
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- まとめ
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三田市立中央公園では他にも、ボランティアと協働で森林の整備や保全活動、自然観察イベントなどを行っています。今後も地域の方々と積極的な関わりをもち、協働して活動をおこなっていきます。
レポーター:株式会社日比谷アメニス 堀川阿佑子