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武蔵野東第一・第二幼稚園花育レポート 「ありがとう」の花束

花育 HIBIYA-KADAN

武蔵野第二幼稚園花育レポート「ありがとう」の花束

このカリキュラムでは、花について考えながら、身近な人に感謝の気持ちを伝えることを学びます。花束を制作する過程では花の特性や扱い方を体感として学び、また生産地についての情報を知ることで植物への興味や知識を広げてもらいます。最後に出来上がった花束を家庭に持ち帰り、気持ちを伝える場面に「花束」を添えることで、より感情が伝わりやすくなることを体験してもらいます。

実施内容

テーマ 「ありがとう」の花束
主な内容 花を贈ることで人に気持ちを伝えることを学びます。紙芝居を用いて「花」について考える時間を設け、花のあるシーンでの気持ちや生産者のことについて考えてもらいます。カーネーションとドラセナを組み合わせた花束を作る過程では、植物の取り扱い方や花屋のテクニックなども体験しながら学びます。
対象 年長組211名
時間 50分×6組 + 自閉症児クラス30分×1組
実施日 2011年2月14日(月)・15日(火)
協賛 カーネーション/マル青農園(神奈川県)・森ナーセリー(千葉県)
ありがとうの花束

花について考えてみよう

今回の花育カリキュラムは「ありがとうの花束」。その趣旨が園児たちに効果的に伝わるように、まず導入部分では講師が紙芝居を用いながら“お花”について語りかけます。
「お花をどこで見たことがありますか?」
「お花はどんな時にあげたりもらったりしますか?」
などの質問に対して、園児たちは元気よく手を挙げて答えてくれました。

POINT!

「お花を貰うとどんな気持ちになりますか?」という問いかけに、「嬉しい気持ち」「優しい気持ち」と答える園児たち。日頃何気なく目にしている“花”について改めて考える時間を設けることで、お花を贈る楽しみや、お花を添えて感謝の気持ちを伝える意味を再認識します。

授業風景 授業風景

植物はどこから来たのかな?

花束の素材となる3色のカーネーションの花とドラセナの葉を配ります。実際にお花を手にとり、その感触や匂いを感じてもらいながら、今度は今手にしている花についての説明をします。今回使うカーネーションは千葉県と神奈川県の農家で大切に育てられたこと、また、ドラセナは熱帯の植物なのでマレーシアから輸入されてきたことなどを説明します。

POINT!

花を手にした園児たちの表情はとても嬉しそう。早速、お花のもたらす効果を実感できたようです。ブーケの素材となる花や葉がどこから来たのかも知り、より植物への関心が高まります。

授業風景 授業風景 授業風景

コツを学んで花束作りに挑戦

いよいよ花束作りに挑戦です。茎が同じ長さになるように、長さの見本となる台紙に花を置いて茎を切ります。この際、花切りバサミの取り扱いに注意するよう気をつけます。ドラセナは、葉の表裏を見分けながら、くるりと丸めるお花屋さんの裏技に挑戦してもらいました。お花と葉の茎を輪ゴムでまとめたら、花束の形が整いました。植物は生きているので乾燥しないように水に浸した紙を巻きつけ、その上からアルミホイルで巻きます。

POINT!

茎を切る際には“切り口を斜めにする”ということに注意しながら、作業を進める園児たち。「水はあげなくていいの?」という質問もあり、1つ1つの作業で理由を確かめながら、花の扱い方への理解も深めます。

授業風景 授業風景 授業風景 授業風景

ラッピングで可愛く包んで完成

最後に、花束を可愛く飾ります。園児たちには、事前にラッピング用の紙を、自分で好きな形に整えてもらいました。二色のラッピングペーパーを重ねて花束を包み込み、最後に可愛らしいボンボンのリボンを巻きつけたら完成です。出来上がった花束を手に、園児たちからは嬉しそうな笑みがこぼれます。「この花束はお家に持って帰って、家族の人に『ありがとう』と言ってプレゼントしましょう」とお話して、今回の花育は終了です。この日、園児たちは手作りの花束を手にどんな風に感謝の気持ちを伝えたでしょうか。最後にアンケートと、今回の花束作りを記憶に残してもらうように記念の花育メダルを配布渡します。

POINT!

1人1人の個性が映える手作りのラッピングペーパーに包まれた花束を手に、園児たちは達成感いっぱいの表情になりました。この花をどうやってお母さんに渡そうかと、考えながらワクワクしているようでした。

授業風景 授業風景 授業風景 授業風景

自閉児クラスについて

自閉症児を対象としたクラスでは、プラスチックの容器に自身で絵を書いたオリジナルの花器に花を挿してもらいました。カーネーションとドラセナの茎の長さを整え、容器に適量の水を入れ、綺麗に生けてもらいます。茎を切る作業など少し難しい過程もありましたが、皆頑張ってやり遂げました。

POINT!

お花や葉っぱには水が必要なことを学びながら、作業を通じて、お花を見たり触ったりすることで楽しい気持ちになることを感じてもらうことができました。

授業風景 授業風景

“ありがとう”とお花をプレゼント

大切な家族を思い浮かべながら作った花束と一緒に、それぞれの「ありがとう」が伝わったようでした。



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