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日比谷花壇グループ
~緑とともに生きる~

都会の弱った街路樹を元気にする技術「ファインノズル工法」

ファインノズル工法私たちの住む都市空間に活き活きとした景観と憩いを提供してくれる街路樹。しかし中には、少し元気のない樹木を見かけることはありませんか?

街路樹は主に並木として、舗装で覆われた道路の一部に植栽枡を設け、そこに植えられています。樹木は本来であれば、土に広く根を張って育つのですが、こうした植栽枡は狭いことが多く、根を十分に伸ばせるだけけの土も多くありません。またその土も、次第に堅く踏み固まってしまい、根が伸ばせなくなります。さらに昨年の夏のような酷暑が続くと乾燥し、樹木が弱ってしまいます。

こうした元気のなくなった街路樹に元気を取り戻すためには、これまで周辺の舗装をはがして土壌改良を施していました。こうした手法だと、工事が大規模になり、コスト面や歩道や車道の通行規制も多くなってしまいます。
私たち緑の総合病院は、このような大規模工事にならないような技術を使って街路樹を元気にしています。

狭小地に植えられた街路樹「ハナミズキ」を回復しました

ファインノズル工法上の写真は、新しく開発された地域に並木として植栽された「ハナミズキ」です。根を張ることができる土壌の不足や、地下の浅い部分で根の生長を阻まれていることにより、多くの場合、夏の乾燥で弱ってしまいます。

これらのハナミズキに緑の総合病院が実施しているファインノズルによる細竪穴掘削土壌改良工法を施したところ、細根が地中深く生長し、樹木は活力を取り戻しました。枝には新たな芽の発生も見られ、さらに枝葉の密度は高くなっていくことでしょう。

このファインノズル工法の代表的な特徴は、
・細くて深い穴を樹木の周囲にたくさんあけることができる
・狭い工事スペースでも施工が可能で土も飛び散らない
・土壌の構造をほとんど壊さないので土壌が緩むことがない

以上のような特徴により、樹木にとっては以下のような特徴があります。
・樹木の根が新たに、しかも易々と生長するスペースができる
・土壌中に空気が送り込まれ、雨が降れば水が十分浸透する
・深く根が伸びるので、水の吸い上げ力が強くなり、乾燥に強い樹木になる
・根がしっかりと張るので、倒れにくい樹木になる

都市空間に緑と憩いをもたらす街路樹も、健康管理が大変重要です。緑の総合病院では、こうした都市空間ならではの環境に対応する技術を開発し、緑を守る事業を進めています。   

まとめ

緑の総合病院では、現在、このファインノズル工法で、上記のハナミズキの他に、人工地盤上に植栽されたアカマツでも健康を取り戻すことができました。このアカマツは、固い地盤に植栽され、年々弱って枝数を減らしていましたが、ファインノズル工法を実施した結果、8月上旬という夏季でも新緑がたくさん発生するなど、効果は極めて高いことが実証されました。
都市部にはこうした固い地盤に植栽され、元気のない植物が増えています。元気が無くなった樹木は、取り替えてしまうことは簡単ですが、樹木は生き物です。
私たちは、こうした技術によって活きる力を取り戻す樹木達をたくさん増やしていきたいと思います。

レポーター:緑の総合病院 大島渡

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